【板橋区】ときわ台天祖神社に「TORII茶寮」が開寮!お参り後に抹茶や和菓子を楽しめる、木漏れ日のくつろぎ空間
ときわ台に鎮座する「ときわ台天祖神社」に、参拝後にゆっくりとお茶やお菓子を楽しめる「TORII茶寮(とりいさりょう)」が、2026年7月26日(日)に開寮しました。

「TORII茶寮」は、お参り後の「直会(なおらい)」として、心穏やかに過ごせる場所です。境内の木々に包まれ、やわらかな木漏れ日を感じながら、抹茶や珈琲、和菓子などを味わうことができます。

TORII茶寮を利用する際は、まず授与所までお声がけください。

直会茶席(なおらいちゃせき)。神事や茶事の無事終了を感謝し、神前にお供えしたお下がり(御饌御酒)を参列者一同で共にする、和やかな茶席や会食のことです。
授与所にて、抹茶かコーヒー(南畝ブレンド)どちらかのお飲み物を選びます。

こちらがチケットになります。

開寮時間は、以下の3部制です。
・第1席 11:00~12:00(最終入寮11:30)
・第2席 13:00~14:00(最終入寮13:30)
・第3席 15:00~16:00(最終入寮15:30)
2026年8月の開寮日は、1日・8日・15日を予定。
今後も土日のどちらかや、お朔日参り(おついたちまいり)」など、月4~5回ほど開寮される予定です。

茶寮の入り口を彩る提灯は、板橋区登録無形文化財に登録されている技術を受け継ぐ職人・早川俊男さんによる手描きの作品。一文字ずつ丁寧に描かれた文字からは、手仕事ならではの温かみが感じられます。

茶寮内はこちらです。木の温もりに包まれた自然のぬくもりと上質なデザインが調和する、落ち着きのある洗練された心地よい空間となっています。

この日のお菓子は、1日限定の「朔日餅(ついたちもち)」、最中の「常盤の松」、そして「常盤クーヘン」の3種類。こちらから選びます。

この日は「抹茶・常盤の松(最中)」と「珈琲・朔日餅(ついたちもち)」をいただきました。添えられたバニラアイスのやさしい甘さも加わり、和菓子や珈琲との相性を楽しみながら、贅沢なひとときを過ごすことができました。

「抹茶・常盤の松(最中)」

「珈琲・朔日餅(ついたちもち)」

「常盤の松(最中)」などの和菓子は、ときわ台の「泉屋」がオリジナルで作製したものです。いずみやは、先代宮司の奥さまのご実家でもあり、神社と長年のご縁があるそうです。

上下に分かれた最中の皮に、上品な甘さのあんこがたっぷり詰まった「常盤の松(最中)」。サクッと軽やかな皮の食感と、なめらかなあんこの風味が相まって、どこか懐かしくも上品な味わいを楽しめる一品でした。お茶との相性もよく、ゆったりとした茶寮の時間にぴったりのお菓子です。

取材日は8月1日で、「第67回いたばし花火大会」の開催日でもありました。この日の「朔日餅」には、花火をモチーフにした華やかな模様があしらわれ、花火大会の日にぴったりの特別感あふれる一品となっていました。

「常盤クーヘン」は、地元の「ビストロ・ラ・ノブティック」のもの。地域のお店とのつながりも、TORII茶寮ならではの魅力です。

特別に「常盤クーヘン(抹茶)」も頂きましたが、しっとりとしたバウムクーヘンに、やさしい甘さのあんことほろ苦い抹茶がサンドされ、和と洋の味わいが絶妙に調和しています。抹茶の豊かな香りとあんこのまろやかな甘みが口の中に広がり、上品でほっとする味わいでした。

茶の湯の趣を感じさせる、TORII茶寮の炉と茶釜。静かな時間が流れる、心落ち着く空間です。

ご注文いただいてから一杯ずつ点ててくださいます。
この日、お茶を点ててくださったのは、茶道の経験を持つ、神職を目指して修行中の見習いの方。丁寧な所作で一服ずつ心を込めて点てられるお茶からは、茶道の美しさと神社ならではの穏やかな時間を感じることができます。

この日の抹茶には、狭山の「明松」を使用。抹茶の種類は日によって替わるそうなので、訪れるたびに異なる味わいを楽しめるかもしれません。

また、器には神社にもともとあったものを使用しています。歴史を感じさせる素敵な器にも、ぜひ注目してみてください。

珈琲は、この地にゆかりのある江戸時代の文人・大田南畝にちなんで作られた「南畝ブレンド」。地域の歴史やご縁を感じながら味わえる、TORII茶寮ならではの一杯です。

大田南畝(おおたなんぽ)は、江戸時代後期の幕府の役人でありながら、「四方赤良(よものあから)」や「蜀山人(しょくさんじん)」の名で活躍し、一大ブームを巻き起こした天才文人として知られています。
大田南畝が中台の藤の花を見に行く途中に立ち寄ったとされるのが、ときわ台天祖神社です。また、大田南畝は、日本人で初めて珈琲の味を表現した人物ともいわれています。

南畝珈琲は、以前から神主さんとご縁のある上板橋の「greenCAFÉ」によるオリジナル珈琲。苦みがありながらも、後味がすっきりとしているのが特徴です。

茶寮の空間には、神社の歴史を受け継ぐ工夫も随所に施されています。
木製のテーブルにはモルタルを吹きつけて磨き、昔の神社の瓦を細かく刻んでちりばめています。

椅子も空間に合わせてオーダーメイドされたものです。

さらに、壁には、かつて神社の屋根に使われていた銅板を打ちつけています。新しい空間の中に、神社の歴史や記憶が自然に受け継がれているのが印象的です。

TORII茶寮の運営は、神社の神主さんやスタッフの皆さんが行っています。神主の小林さん、矢古宇さん、米倉さんが、直接お客さまを迎えてくださいます。

写真左から神主の小林さん、神職見習い矢古宇さん、スタッフ(巫女さん)米倉さん
神社の中にカフェのようなくつろぎ空間があること自体珍しく、さらに神職の方々が直接接客してくださる機会は、とても貴重ではないでしょうか。

木々に囲まれた落ち着いた空間は、お茶やお菓子を楽しむだけでなく、日々抱えているさまざまな悩みを限られた時間のなかで打ち明ける場所としても利用できるそうです。

~ときわ台天祖神社~
ときわ台天祖神社は旧上板橋村の産土神(うぶすながみ)として、地域の人々に長く親しまれ、古くから大切におまつりされてきた由緒ある神社です。




境内では、かわいらしい猫の姿も発見しました!こちらは「産経新聞 猫びよりカレンダー」の2月に板橋区の猫として掲載された「とらこちゃん」。人懐こく、訪れる人を和ませてくれます。

参拝後に、抹茶や和菓子、こだわりの珈琲を味わいながら、ゆったりとした時間を過ごせる「TORII茶寮」。ときわ台天祖神社を訪れた際は、神社の歴史や地域とのつながりを感じられる特別な空間で、心を整えるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
★TORII茶寮様、美味しい直会茶席のお茶菓子をご提供いただき、ありがとうございました★
- 住所
- 板橋区南常盤台2-4-3
- 営業時間
- 8月1日・8日・15日
・第1席 11:00~12:00(最終入寮11:30)
・第2席 13:00~14:00(最終入寮13:30)
・第3席 15:00~16:00(最終入寮15:30) - 最寄り駅
- 東武東上線 ときわ台駅
- 電話番号
- 03-3956-6168
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。







