【板橋区】小豆沢の大正5年築の納屋蔵を再生した『板橋ととと』が11月29日オープン|焼き菓子カフェとタイムトラベル書店も

小豆沢エリアに、歴史と未来をつなぐ新たなスポットが誕生しました。2025年11月29日にオープンしたのが、話題の複合施設板橋とととです。江戸初期より板橋区小豆沢の地に続く、蓮沼家を改装しました。敷地内には母屋や大正時代の蔵など計4棟の建物があります。

板橋ととと

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施設名には「人と人と人」「過去・現在・未来」を結ぶ場所でありたいという想いが込められており、「&&&」を意味する温かなコンセプトが感じられます。

板橋ととと

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古き門をくぐると、そこには時を超えた穏やかな空間が広がっています。人や地域へ恩返しができればと、このたび、新しい扉を開きました。

板橋ととと

第一期オープンに向けて改装されたのは、大正5年築の貴重な納屋蔵。かつて農機具や生活用品、江戸後期からの古文書などが保管されていた建物で、改修前には多くの資料が発見されました。それらのうち、板橋区や小豆沢に縁のある品は郷土資料館へ寄贈され、地域の歴史を未来へ残す取り組みも行われています。歴史的建造物を活かした空間づくりは、板橋区ならではの魅力の一つと言えるでしょう。

板橋ととと

東ノ蔵には、個性あふれる2つのテナントが入居しています。

板橋ととと

ひとつは「美味しい焼き菓子とコーヒーの店 apollon(アポロン)」。王子に本店を構えています。2021年オープンの同店は、焼き菓子とスペシャルティコーヒーが楽しめるカフェ。

こちらはドリンクメニューです。

板橋ととと

ハンドドリップコーヒーは好きな豆を選べます。ブレンド以外は日によって替わるようです!この日は、エチオピアNatural、エチオピアWashed、ブレンドでした。

板橋ととと

オーダー後、1杯ずつ丁寧に淹れてくださいます。

板橋ととと

スイーツは「大人美味しい」をコンセプトにしたバナナケーキ(450円)などが人気。すべて王子店の工房で作られ、常時数種類の焼き菓子が並びます。「板橋ととと」でも、その美味しさを楽しめるのは嬉しいですね!

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こちらは、明治期の桐箪笥扉を再利用しオマージュしたデザインのカウンター。趣きがあり歴史を感じる素敵なカウンターです。

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店内はこちら!先に席を取ってから注文するシステムです。

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趣きのある机や椅子、家具たち一つ一つデザイナーとオーナーの想いが込められているようです。

板橋ととと

早速、「本日のブレンド」と「全粒粉プレーンスコーン」を注文!

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ブレンドは、apollon板橋店のオリジナルブレンド!基本的にはエスプレッソで扱うことを前提に味を作ったそうですが、ドリップコーヒーで美味しく楽しめるようです。すっきり飲みやすく飽きのこない味わいです。

板橋ととと

全粒粉プレーンスコーンは、ほんのり甘さが香り、いちごジャムがとてもよく合い優しい味わいです。

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もうひとつは、施設のテーマにぴったりなタイムトラベル専門書店 utouto(ウトウト)

板橋ととと

高校の同級生3人が営む、本・文房具・絵を扱うセレクトショップで、店内にはセンス良く商品が並びます。

板橋ととと

店内には、時間に関連するSF小説や、古今東西の哲学書や歴史本、絵本など…多様な分野の本がセレクトされています。

板橋ととと

可愛らしい文房具が並んでおり、わくわくする空間です!商品が置いてある桐箪笥も大正昭和のもの。素敵です!

板橋ととと

奥には手紙を書ける机があり、「未来の自分に宛てた手紙を書く“タイムトラベル便”」や、「本好きな誰かと手紙を交わすコース」など、時間を超えた体験が用意されています。お会計後、ゆっくり手紙を書いて専用ポストに投函できるのも魅力です。

板橋ととと

歴史ある建物と新しいカルチャーが融合した『板橋ととと』は、小豆沢散策の新定番スポット。

板橋ととと

西ノ蔵は大正6年に竣工した7.1坪の蔵を耐震補強し、レンタルスペースとして整備予定とのこと。楽しみですね!板橋区でカフェ巡りや本屋巡りを楽しみたい方は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

板橋ととと
住所
板橋区小豆沢2-23-4
営業時間
10:00~17:00
定休日
火・水
最寄り駅
都営三田線志村坂上駅
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※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

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