【板橋区】本蓮沼「ひらい花店」に日本一に輝いたフローリストが2人輩出！76年続く老舗花店の魅力とは…

本蓮沼にある「ひらい花店」をご存じでしょうか。じつはこのお店、日本一のフローリストを2人も輩出している全国でも珍しい花店なのです。創業は1947年。今年で76年を迎える老舗として、地域に根ざした花のある暮らしを支え続けています。

お店は本蓮沼駅からすぐ、左手には三井住友銀行、右手には中山道が続く便利な立地。店頭には可愛らしい花々が並び、通りを歩く人の足を思わず止めてしまうほど華やか。

現在、入口にはクリスマスの雰囲気に包まれた印象的な装飾がなされています。

店内に入るとまず感じるのは「広さ」と「心地よさ」。通路はゆったりと確保され、花も人も気持ち良く過ごせるように設計されています。

中央にはアイランドディスプレイ、奥にはガラスケース。どの花も丁寧に手入れされ、ふんわりと漂う香りに癒されます。

クリスマスツリーの上には素敵な観葉植物たちがお出迎え！

この時期、お正月飾りがずらりとあります。

素敵な花瓶が並んでいます。

雑貨類も充実。お花が映えそうな花瓶も豊富にあります。

入口付近でひときわ目を引くのが大きなトロフィー。「JFTD花キューピット」が主催する日本最高峰のフラワーデザイン競技会「ジャパンカップ」で優勝した証です。第3回大会からは「内閣総理大臣賞」が授与される名誉ある大会で、ひらい花店にはこのチャンピオンが2人輩出。1店舗で複数の優勝者がいるのは全国でもここだけといいます。板橋区の誇りですね。

代表の平井さんは、オランダをはじめヨーロッパ各国でフラワーデザインを学び、1982年世界チャンピオン・ウイム・ハズラー氏にも師事。ヨーロッパでのワークトレーニングや、イスラエルでの国際イベントで日本ブース制作を担当するなど、世界で活躍してきた実力派です。

受賞歴も華やかで、2009年ジャパンカップ優勝（内閣総理大臣杯）、2011年インターコンチネンタルカップ日本代表として2部門2位、2015年中国三亜国際ラン展最優秀デザイン賞、2019年日花協全国大会にて厚生労働大臣賞を受賞。リゾートウェディングやイベント装飾、キャラクター・美容とのコラボ制作など幅広い活動も行っています。

この時期(2025年12月)はクリスマスと年末年始の繁忙期を迎えており、スタッフの方々が注文を受けたお花を丁寧に作っていました。こちらはウェディング用のお花。

こちらはお正月飾りを作られています。大忙しですね！

私も贈答用のお花をこちらで注文しました！差し上げるお相手の好きな色や、年代等に合わせて素敵に作ってくださいます。

また、以前取材させていただいたお隣にある「イーハトーブの優しい時間」は、代表のお姉さんが経営されています。ご兄弟で素敵なお店を切り盛りされています！

地域で愛される老舗でありながら、日本トップレベルの技術が集まる「ひらい花店」。本蓮沼を訪れる際には、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

「ひらい花店」はこちら↓