【板橋区】音のない世界を体験しよう。「くらしとともに知るデフリンピック」板橋区役所で開催中

東京2025デフリンピックの開催に合わせて、板橋区役所では聴覚障がいへの理解を深める特別展示「くらしとともに知るデフリンピック－板橋区オリジナル展示－」が行われています。期間は令和7年11月17日（月）から28日（金）まで。会場は板橋区役所1階イベントスクエアで、開庁時間中に自由に見学できます。

今回の展示は、デフリンピックへの関心を高めるとともに、「耳がきこえない・きこえにくい」人々がどのような工夫で日々を過ごしているのかを知る絶好の機会です。

会場では、生活空間を再現した体験展示が大きな見どころに。光で来客を知らせるインターフォンや、振動で起こしてくれる目覚まし時計、光と振動の両方で完了を伝える電子体温計、点滅で時間を知らせるキッチンタイマーなど、実際に使用されているアイテムが多数展示されています。

さらに、女子デフバレーボールチームを支えるろう者の方へのインタビューをまとめたパネルも設置され、日常生活のリアルな声やデフリンピックの魅力が丁寧に紹介されています。

また、板橋区スポーツ大使でデフサッカー日本代表の仲井健人選手を応援する特設コーナーも必見。仲井選手が着用したスパイクや大会ユニフォームモデルが展示され、区の広報番組「魅力発信！いたばしナビ」での特集映像も上映されます。

そのほか、デフリンピック100周年を記念した歴史パネルや、聴覚障がいへの理解を深める資料が並ぶパネル展示も展開。区役所1階ギャラリーモールでも関連パネルが紹介され、来場者が幅広く学べる内容となっています。

板橋区で“音のない世界”に触れ、デフリンピックの魅力と多様なコミュニケーションのあり方を感じてみてはいかがでしょうか。

★板橋区広聴広報課ご担当者様、情報提供ありがとうございます★

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