【板橋区】子どもの“こころ”に寄り添う絵本「ぼくとモヤモヤ」が誕生〜SOSの出し方を学べる新しい教育ツール〜

板橋区ではこのたび、子どもたちが抱える心の葛藤や悩みに寄り添いながら「SOSの出し方」を学べる絵本『ぼくとモヤモヤ』を発行しました。「絵本のまち板橋」らしい地域資源を生かした取り組みで、子ども自身が信頼できる大人に相談できる環境づくりを目指しています。

ぼくとモヤモヤ

プレスリリースより

この絵本は、東京家政大学の武田(六角)洋子教授とゼミ生が区と連携し、全5回のワークショップを通じて構想を練り上げたものです。物語では、心に“モヤモヤ”を抱えた主人公「しかくくん」が、大人の「ダイチさん」「タイジュさん」と出会い、対話を重ねる中で自分の気持ちを整理し、信頼できる相手に相談することの大切さに気づいていく過程が描かれています。

ぼくとモヤモヤ

プレスリリースより

編集は区にゆかりのある編集者・細江幸世さんが担当し、ボローニャ国際絵本原画展に入選歴を持つ絵本作家・まえだよしゆきさんがイラストを手がけ、子どもにも親しみやすいビジュアルと構成になっています。

ぼくとモヤモヤ

プレスリリースより

『ぼくとモヤモヤ』は、令和7年8月以降、板橋区立の図書館や小学校、保育園、幼稚園などに配架される予定です。また、区立小学校では3~4年生の「こころの健康」授業やタブレット教材としても活用されるほか、板橋区民まつりでの読み聞かせイベントやワークショップ、読み聞かせ動画の制作も計画されています。

坂本区長は「この絵本を通じて、子どもたちが悩みを一人で抱え込まず、身近な大人に相談できるようになってほしい」とコメント。さらに、大人に向けても「子どもとの対話の大切さを知ってほしい」と呼びかけています。

ぼくとモヤモヤ

プレスリリースより

地域と教育機関、行政が一体となって進める“こころの教育”の新たな一歩。今後の展開にも注目してみてはいかがでしょうか?

★板橋区広聴広報課ご担当者様、情報提供ありがとうございました★

プレスリリース

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