【板橋区】地元の伝承が絵本でよみがえる!「いたばしの昔ばなし」が子どもたちに語りかける
「絵本のまち板橋」として知られる板橋区。長年地域に伝わる伝承を集めた『いたばしの昔ばなし』が、現代の子どもたちにも親しみやすい絵本として新たに生まれ変わりました。制作を手がけたのは板橋区教育委員会。絵本を通じて、子どもたちが地域の歴史や文化に触れ、ふるさとへの愛着を育んでほしいという願いが込められています。

プレスリリースより

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絵本は全2冊構成で、第1巻には「和尚さんとぬすびと」「与兵衛さんときつね」、第2巻には「仏さまのおだんご」「街道のえのき」といった、板橋に伝わる昔ばなしが収録されています。それぞれの話は赤塚四丁目、志村坂下、志村橋、仲宿など、現在の地名に紐づいており、地元の風景と重ねながら物語を楽しめる点も魅力です。

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さらに、巻末には「いたばしの昔ばなしMAP」も掲載。舞台となった場所が一目でわかるイラストマップで、時代を超えて板橋の歴史を旅することができます。絵はボローニャ国際絵本原画展に入選したあいざわふみさん、umecoさん、なかむらしんいちろうさんなど、実力派のイラストレーターが担当。温かみのあるタッチで、子どもから大人まで幅広く楽しめる仕上がりになっています。

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この絵本は、2025年4月26日(土)より板橋区立図書館全12館で閲覧可能。家族で読めば、地域への理解が深まり、世代を超えた会話のきっかけにもなりそうです。「昔ばなし×絵本×地域文化」の新しいかたち。板橋区民のみならず、絵本や郷土史に関心のある方も必見の一冊です。
★板橋区広聴広報課ご担当者様、情報提供ありがとうございました★





