【板橋区】ヤクルトレディが地域見守りの担い手に!認知症フレンドリー社会の実現へ「座談会」開催

板橋区では、認知症があっても安心して暮らし続けられる「認知症フレンドリー社会」の実現に向けた取り組みが進められています。その一環として、2025年7月11日(金)、東京ヤクルト販売株式会社の協力のもと「ヤクルトレディ座談会」が区立グリーンホールで開催されました。

ヤクルトレディ

プレスリリースより

本座談会は、官(板橋区)・民(ヤクルト)・学(東京都健康長寿医療センター研究所)の三者が連携して実施されたもの。ヤクルトレディが日々の訪問販売の中で地域住民と接する経験を活かし、見守り活動の現場の声を共有し、地域ぐるみで認知症にやさしい社会づくりを目指す狙いがあります。

ヤクルトレディ

プレスリリースより

座談会では、ヤクルトレディ10名が参加。高齢者に声をかけられた体験や、困っていた方への対応、また信頼関係から日常的に悩みを打ち明けられるケースなど、リアルなエピソードが語られました。特に「制服を着ているから安心感がある」「毎週同じ時間に訪問するから変化に気づきやすい」といった意見は、地域見守りの担い手としての大きな可能性を感じさせます。

ヤクルトレディ

プレスリリースより

講話を担当した東京都健康長寿医療センター研究所の岡村毅医師は、「専門職や近隣住民の見守りには限界があるなか、ビジネスの中で自然に見守りをしてくれる存在は貴重」と語りました。また、研究員の宮前史子氏からは「お話を聞くこと自体がメンタルケアにつながる」との指摘もあり、見守りの新たな視点が共有されました。

ヤクルトレディ

プレスリリースより

板橋区は、今回の座談会で得られた声や好事例を、官民連携による「認知症フレンドリー協議会」で共有・検討し、今後の施策に活用予定。2022年3月に見守り協定を結んだ東京ヤクルト販売を含め、すでに11事業者と協定を締結しており、見守りネットワークのさらなる強化を図っています。

ヤクルトレディ

プレスリリースより

地域の日常の中でゆるやかに、しかし確実に行われる“見守り”。ヤクルトレディの活動を通して、板橋区では認知症があっても誰もが暮らしやすい「やさしいまちづくり」が着実に進んでいます。今後も、こうした取り組みが広がっていくことが期待されます。

★板橋区広聴広報課、情報提供ありがとうございました★

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